謙虚な姿勢で仕事と競技に取り組み自分自身を成長させる

プロフィール

選手名 藤原 建人(ふじわら けんと)
競技名 バレーボール
所属企業 北日本建材リース株式会社
入社時期 2019年4月
生年 1994年
出身地 秋田県湯沢市
出身校 秋田県立雄物川高等学校、新潟大学
活動拠点 新潟市
所属チーム名/ポジション 学館OB/ミドルブロッカ-

これまでの戦績

高校

東北総体 準優勝
全国高等学校総合体育大会(インターハイ) ベスト16
第67回国民体育大会(ぎふ清流国体) 出場

大学

北信越大学リーグ スパイク賞 優秀選手賞 2年連続受賞
第36回全日本クラブカップ男子選手権大会 ベスト8

インタビュー

Q1:普段のスケジュールを簡単に教えてください

平日は8時半から17時半まで、本社にて経理を除く総務業務及び採用事業に関わる業務を行っております。勤務終了後はチームの垣根を越えて新潟の選手同士で情報交換しつつ集まって練習を行ったり、学生のチームと練習試合をしています。
休日はチーム間で予定があった際は社会人同士で合同練習を行う事が多く、それ以外はボランティアとして専門的な指導者が不足している市内の高校で外部コーチを務めています。

Q2:所属している会社の事業と、仕事内容を教えてください

当社は株式会社福田組のグループ企業であり、新潟市北区の太郎代地区に本社を置く重仮設鋼材の商社になります。河川や道路などの社会インフラの整備から民間の建築工事まで、鋼矢板やH形鋼など地盤の掘削や重機の渡河に必要な重量鋼材の販売・リースを中心に、設計から施工まで仮設のトータルサポートを展開しています。

Q3:会社からの競技面のサポートなどはありますか?

時間外でのプライベートな活動という扱いになりますので、特別に配慮いただいている点はありません。ただし、原則として土日休みの就業ですので、その日の業務状況によっては協議を優先できない日もありますが、平日の夜や土日の活動においてこれといった不自由はありません。大会についても社内全体で有給休暇の取得率も高いため、活動時間の確保には満足しています。

Q4:社会人アスリートというキャリアを選んだ理由を教えてください

国体チームに選出して頂いたこともありましたが、大学在学中から自身の選手としての到達点は実業団の域までは手が届かないと理解していましたので、個人としての将来性や安定性などを考えれば社会人として続ける方がより現実的であると思ったからです。

Q5:仕事と競技それぞれで大切にしていることはありますか?

自分のために積み重ねるという点においては共通しますので、どちらも謙虚に取り組む姿勢を大切にしています。
仕事においては、昨年営業から総務へと転属となりましたがその知識や経験が活きる場面が多々あるため、自身の蓄積に繋がりを見つけるようにすることです。

Q6:今後の仕事・競技の目標を教えてください

仕事については、自身の貢献をもって採用事業を成功させ、社内の人材構成の若返りを果たすことです。
競技については、コロナ禍で遠のいてしまった大会で入賞することです。

Q7:社会人アスリートを目指す方へメッセージをお願いします

自身のキャリアを就職や企業選びとどう結び付けていいのか、不安な気持ちを抱える方もいるかと思います。そういう迷いのある方こそ、社スポを通じて人材を欲する企業の声を聴いてみることで、自身の方向性の整理や企業と社会人キャリアへの興味に繋がると思います。